こんにちは、石橋農園代表です。
梅雨が明け、暑い日が続くようになりました。
暑い、、というか灼熱です、年々暑さに磨きがかかってきているような気がします。
お昼ごろにはもうビニールハウスの中には入っていられない時期がやってきました。
この暑さの中、農園では着々と太陽熱消毒の準備が進んでいます‼
前回のブログではその途中の状態をお伝えしました、今回は最終的にどのような姿でイチゴのビニールハウスが夏を迎えるのかをお伝えします。
前回のブログではハウス内のお片付けがメインでしたね。
トラクターを使ってイチゴごと畝(うね)を崩し、ハウス内を平らにして堆肥や植物残渣をすき込む作業の紹介でした。
同じタイミングで微生物や、微生物のための栄養なども突っ込んでいます。
そして、さらにトラクターを繰り返し使用して、何度も感度も耕耘、地面をふわふわにしていきます。
そうなったところにチューブを使ってたっぷりの水を含ませます‼
うちの場合はハウス1棟につき約3~4時間程度、燃料満タンのエンジンポンプを動かしてガス欠で止まるまで水をやり続けます。
お水を十分に含んだ土壌を、太陽の熱や地熱を逃がさないようにビニールで蓋をして太陽熱消毒準備の完了です‼
お水があるのとないのとでは地面の温度の上がり方が全然違うようです、十分なお水を含ませてやることで高温になるまで土壌の温度を上げ、その熱の力で土壌内の病原菌や雑草の種などをやっつける、大事な夏のお仕事になります。
この消毒中に、土壌内の微生物たちは活発に動いてくれて、トラクターですき込んだイチゴの茎や実なども分解して土に還してくれる、という感じです。
ここまで済むとやっとひと息、これからはようやく大事な大事な苗作りの作業に集中できる…はず。。
すでに酷暑の今年の夏、農園スタッフたちも皆空調服を標準装備で頑張っています。
消毒のためにお日様は必要ですが…
もう少し人間にも優しくしてほしいものです。