こんにちは、石橋農園代表です。
今週から、イチゴの定植作業が始まりました。
夏のあいだ大切に育ててきた苗たちを、ひとつひとつ丁寧に畝へと植えていく季節です。
今年は7棟分のハウスに植えていく予定。
2週間ほどかけて、焦らずゆっくり進めていきます。
記念すべき10年目の育苗は、正直なところ思うようにいかないことも多く、
いつもなら余裕をもって進められる定植も、今年は少しヒヤヒヤしています。
普段なら予備の苗がたくさんあって、足りない心配というのはないのですが、
今年は本数がギリギリ。
さらに、少し根の張りが弱い苗もあって、植えながらも「大丈夫かな…」と何度も確かめています。
それでも、土の状態が良ければきっと何とかなる。。
そう信じて、毎年この時期を迎えています。
この定植作業には、いつも妻も参加してくれます。
黙々と苗を植える作業の中で、時々スマホを向けると
嬉しそうに笑ってくれる姿に、少し心が和みます。
農園の写真記録も、実は彼女が被写体として協力してくれるおかげで成り立っているんですよね。
毎年の定植風景を見返すと、季節の移ろいや、自分たちの歩みを実感します。
定植が始まると、農園は一気に活気づきます。
植えたばかりの苗たちはまだ頼りなく、風に揺れているだけ。
それでも、数週間もすればぐっと根を張り、青々とした葉を広げていきます。
10年目のシーズンも、いよいよスタートです。
どんな年になるのか、どんな実りが待っているのか。
少しの不安とたくさんの期待を胸に、まずは一歩ずつ。
明日からも引き続き、丁寧に植えていきます🍓