前回の更新からずいぶん時間が経ってしまいました(いつも言ってる)…
なかなか日々パソコンに向かう時間を作るのっていうのは習慣付かないものですね、、他の人のブログの更新頻度には驚かさせるばかりです。
いつものようにイチゴ栽培の様子をブログでお伝えできればと思いますが、今回は片付けのお話です。
イチゴ農家をやっていると
「夏は何をしているの?」
「収穫(シーズン)が終わった苗はどうするの?」
といったことをよく聞かれます。
私の農園の場合はイチゴ収穫シーズンが終わると次の作付け下準備として太陽熱消毒を行います。
これは、太陽熱を利用して土壌に残った病原菌や雑草の種子を退治して健全な土に還すためのものです。
畝を覆っていたマルチ(黒いビニール)や潅水パイプを外したらトラクターで土を平らにしていきます。
イチゴの株を漉き込んで土と混ぜてしまうのですが、この時に一緒に微生物資材(株の分解を助けてくれるもの)や米ぬか(微生物の活動を促すエサ)を入れたりもしています。
ハウスの中を平らにしたら今度は大量の水をチューブを使ってハウス全体にかけていきます。
水をしっかり含んだ部分が太陽熱で高温になり、消毒をしてくれます。
そして、熱がしっかりかかるよう、また、水分が逃げていかないようにビニールで蓋をしてしまいます。
ここまでやってようやく片付けが終了となります。
ここに至るまで、なかなか大変なんですよね…(-"-)
お天気模様に左右されますし、同時進行で育苗作業もやっています。
なかなかバタバタと過ごす時期です(>_<)
ともあれ、これでハウス5棟分の片付け作業はほぼ終了です!
これからは育苗作業に集中できますし、9月の定植までは比較的時間があります。
今のうちに今までできなかった設備の充実や経営の勉強、営業をしていきます。
つかの間の休息期間ですね('ω')
以上、ハウスの片付け(土耕栽培バージョン)の様子でした!
次回は育苗の様子をお伝えする予定です。
ついでに…
先日松江市のくにびきメッセでアグリミーティングが行われていたので私も覗きに行きました。
アシストスーツ…!!
…あまり重たいものを持たないイチゴ栽培では活躍の場は少ないかもしれませんが、、こういうアシストしてくれる道具が増えれば年を重ねても離農せずに済むかもしれませんね。
収穫がもっとラクにならないかなー・・・・・