イチゴの定植、今期も始まっています。
9月21日から始まった定植作業、全部で8棟あるビニールハウスのうち5棟分の定植が終わりました。
あと残り3棟、そのうちの2棟は今週中に植えちゃいます。
ラスト1棟はぐっと遅らせて来週中くらいの定植予定。
石橋農園では定植作業をゆっくりゆっくり進めるのがこだわりです。
こうすることで収穫開始時期が少しずつずれてくれるのに期待しています。
収穫ピークの山谷が激しいイチゴ、あるときは大量にあり、無いときには全く無い、というのが割と頻繁にあります。
少しでもそのような状況を避けるため、当農園では定植時期やその後の管理、使用する資材などを工夫して少しでもイチゴの無い時期というのを無くすようにしています。
そうはいっても生き物相手のお仕事です、思い通りにならないことが最近は増えてきました。。
特に年末、12月の収穫量は毎年毎年減っていっています。
これは夏の暑さが原因です、9月に入ってからも下がらない酷暑のおかげでイチゴの花を生み出すスイッチが上手く切り替わらず、その結果採れ始めが遅れる、という年が続いています。
今年もこの夏の暑さ…きっと昨年並みに採れ始めは遅れるんだろうなぁ、、と今から心配です。
こればかりは仕方がありません。
思い切って今年からは12月のクリスマスケーキ用のイチゴの販売は辞めてしまおうかと思っています。
実は結構ストレスなんですよね、あの時期。。
無茶なオーダーはたくさん入るし、文句も言われるし。
12月ってあまり気持ちの良い時期ではないんですよね。
1シーズン通してお付き合いいただくためにお値段を落としてやってきました、そうお約束をさせていただいているんですが、それでも12月のみイチゴの注文を頂くお客様もいます。
12月って赤字なんですよね。
無理してこのやり方を維持しなくてもいいかなぁ、なんて考えています。
もう少し、気持ちよくお仕事できるような仕組みにしないといけませんね、シーズンインするまでに今作の方向性をまとめておかなくては…‼
定植をしていると今シーズンのことをよく考えます。
どんなシーズンになるのかな、あと数か月したらシーズンイン、どきどきですね。
そんな忙しい最中ですが、なんと来シーズン用の親苗がもう届きました!
毎年のことながら早いです。
イチゴの赤ちゃん、大切に大切に管理して春を迎えます。
定植が終わるまでは何となくバタバタです。
頑張って乗り切るぞぉ~