こんにちは、石橋農園代表です。
先日、農園に新しいイチゴの苗が届きました。
といっても、これから始まる今シーズンのための苗ではありません。
なんと、来シーズン用の苗です。
もう来シーズン…?
まだ今年のイチゴだって採れ始めてすらいないのに…??
そうなんです。
実はイチゴ栽培って、今シーズンと来シーズンの仕事が結構長い期間重なっているんですよね。
少し前に、ようやく定植を終えた本圃ハウス。
植えたばかりの頃は小さかった苗たちも、少しずつ新しい葉っぱを広げてずいぶん力強く育ってきました。
品種や定植時期によっては、ちらほらと花を咲かせ始めた子もいます。
これから寒くなるにつれて、いよいよイチゴの季節が始まっていきます。
そんな一方で、先日までたくさんの苗が並んでいた育苗ハウスは定植を終えてすっかり空っぽに。
ようやく全部送り出したなぁ。
…なんて思っていたところへ、今度は来シーズン用の苗たちがやってきました。
僕たちはいつも、この子たちのことを「イチゴの赤ちゃん」と呼んでいます。
そう呼びたくなるくらい、小さくてか細い苗たち。
まだまだ頼りない姿をしていますが、この子たちは来年のイチゴ作りを支えてくれるとても大切な存在です。
今回届いたのは、来シーズンの苗を育てるための「親株」になる子たち。
イチゴは、親株から伸びる「ランナー」という細長い茎の先に新しい子苗を作って増えていきます。
この小さな赤ちゃん苗たちは、これから春まで育苗ハウスで大切に管理していきます。
そして暖かくなり始めた頃、少し大きなプランターへお引っ越し。
そこからたくさんのランナーを伸ばして、来シーズンのイチゴ作りに使う子苗たちを育ててくれることになります。
今はこんなに小さいのに、春にはたくさんの子どもたちを育てる親株になるんですね。
なんだか不思議なものです。
本圃ハウスでは、今シーズンのイチゴたちが少しずつ大きくなっていて。
育苗ハウスでは、来シーズンのための小さな苗たちが新しく暮らし始める。
同じ農園の中で、違う季節に向かって育っているイチゴたち。
こうして考えてみると、イチゴ作りってなかなか気の長い仕事ですよね。
まずは、この小さな赤ちゃん苗たちが、無事に冬を越してくれるように。
今年もいつも通り、ちょっと過保護なくらい大切に育てていこうと思います。
ちなみに本圃ハウスでは、マルチングの作業やハウスの冬支度も始まりました。
こちらもまた、今度のブログでお話しします。

今年は10/7にやってきました。

こちらはかおり野の赤ちゃん

11/7にはこんなに大きくなりました

このくらいになっていれば冬も安心です