こんにちは、石橋農園代表です。
今週は、なんだか人と会うことの多い一週間でした。
普段は農園でイチゴや植物たちと向き合う時間がほとんどですが、
この一週間は毎日のように農園関係者以外の誰かと話をしていた気がします。
そのせいでしょうか。
週末には少し、心も身体も疲れてしまいました。
きっかけになった出来事はいくつかあります。
ひとつは、トラクターのこと。
近所の農家さんに貸していたトラクターが、傷のついた状態で返ってきました。
その場では何も言えなかったのですが、家に帰ってからずっと考えてしまいました。
貸し出す前には確認していましたし、もともとあった傷とは考えにくい。
でも写真も撮っていなかったし、証拠もありません。
もし違っていたらどうしよう。
そんなことばかり頭の中をぐるぐるしていました。
僕にとってトラクターは、ただの機械ではありません。
大切な作業をするときに、一緒に働いてくれる相棒のような存在です。
だから、自分が大切にしているものを、同じようには大切に扱ってもらえなかったように感じてしまい、
とても悲しくなりました。
結局、一晩悩んでから翌朝LINEで連絡をしました。
大人として、農園経営者として、伝えるべきことはきちんと伝えなければいけない。
頭では分かっているのに、その一歩を踏み出すまでにずいぶん時間がかかりました。
相手の方はきちんと認めてくださり、謝罪もしていただきました。
修理代も負担すると言ってくださり、問題そのものはちゃんと解決に向かっています。
でも、不思議なんですよね。
きちんと良い方向で終わったはずなのに、自分の中には重たい気持ちだけが残ってしまいました。
相手が悪いとか、そういう話ではありません。
たぶん、僕の心の中で起きていた出来事と、相手の受け止め方に少し温度差があっただけなんだと思います。
そんなことで一晩中もやもやして眠れなくなるのも、自分の性格なんでしょうね。
今週の前半には、イチゴ部会の役員についてのお話もありました。
部会長さん、JAの担当者さん、普及員さん。
三人で農園まで来てくださり、お話をすることになりました。
正直なところ、先週アポイントの連絡があってからずっと、
少し身構えていました。
「うまく断れるかな。」
「押し切られてしまわないかな。」
そんなことを考えていたんです。
今回は、自分でよく考えて出した結論として、お断りすることができました。
後悔はありません、納得して出した答えです。
それなのに、断ったあともしばらく心が重たい。
悪いことをしたわけではないのに、どうしてこんなに気を遣ってしまうんでしょうね。
これもまた、心の強くない自分らしさなのかもしれません。
そんな出来事が続いた一週間。
人と会ったり電話をしたり、社交的な予定が重なると、僕は思っている以上に心のエネルギーを使うようです。
人と会うことが嫌いなわけではありません。
でも、たくさんの人と関わる日が続くと、少しずつ心の電池が減っていく。
そんな感覚があります。
そのせいでしょうか。
提出しないといけない大事な書類を2つも、提出し忘れていました。
普段なら締め切り数日前に必ず提出している書類、神経質な僕は忘れるなんてこと今までありませんでした。
「あれ、自分でもこんなことあるんだ。」
そこでようやく、本当に疲れていたんだなと気が付きました。
普段だったら、こんなことは絶対にないように気を付けているんですけれどね。
神経質になるべきところではちゃんと神経質になって、
ならなくてもいいところでは、もう少し肩の力を抜いて。
そんなふうに、もう少し器用に生きられたらいいのになと思います。
でも、それができないのも、たぶん僕なんでしょうね。
自分の性格はこういうものだと、呑み込んでいるつもりです。
だけれど、なんだか、ね。
今夜は地元島根の大きなお祭り、水郷祭です。
花火の音を聞きながら、このブログを整えています。
来週は月の輪祭り、今年も農園から花火を見ようと思います。