こんにちは、石橋農園代表です。
暑い日が続きますね。
今年は雨の日もそれなりにあった気はするのですが、
「梅雨らしい梅雨」はあまり感じないまま、気が付けば夏になってしまいました。
もう少し、しとしと降る雨を楽しみたかった気もします。
農園では、この時期恒例の太陽熱消毒が始まりました。
9か月間イチゴが育っていた土壌。
最後まで頑張ってくれたイチゴたちを土へ還し、堆肥や微生物資材を投入して、トラクターで耕します。
そのあと大量のお水をかけ、ビニールでしっかり蓋をする。
石橋農園では毎年続けている、昔ながらの土壌消毒方法です。
今年は温度計を差し忘れてしまったので確認できませんでしたが、
この時期にハウスを締め切ると、空間温度は45〜50℃くらい。
ビニールで覆われた地面は55℃近くまで上がります。
その熱で雑菌や雑草の種を減らし、次のシーズンへ向けて土壌をリセットしていきます。
今のところ順調に進んでいます。
一度ビニールで覆ってしまえば、お盆過ぎまではそのまま封印。
ここまで来ると、あとはイチゴの育苗と、裏作のメロンに集中できます。
一年のうちでも数少ない、「時間に追われすぎない季節」。
少し休養を取りながら、勉強したり、新しいことを試したりする時間でもあります。
先日は、農園のメインスタッフとワンオンワンを行いました。
一対一でゆっくり話をする時間です。
始めたのは一昨年くらいでしょうか。
シーズンが終わるこの時期と、12月にシーズンが始まる前。
大きな節目になるタイミングで、一人ひとりとじっくり話をするようにしています。
スタッフのみんなも少し身構えるでしょうけれど、
実は話を聞くこちらも毎回ドキドキです。
「どんな話になるかな。」
「何か困っていることはないかな。」
そんなことを考えながら迎えます。
でも、いざ始まると、皆たくさん話してくれます。
毎回、一人一時間以上。
本当にありがたい時間です。
僕がいつも最後に聞く質問があります。
「この農園は、あなたの身体的健康・精神的健康・社会的健康を守れていますか?」
そして、それぞれ10点満点で評価してもらいます。
もちろん、みんなそれぞれ感じていることは違います。
改善しなければいけないこともありますし、
「もっとこうしてほしい」という意見もあります。
でも、その話を聞けることが一番大切なんだと思っています。
ここで働くスタッフみんなが、少しでも幸せに働ける農園にしたい。
彼らが幸せに働いてくれれば、きっと僕も幸せになれる。
そんなことを思いながら、毎日農園に立っています。
僕の仕事は、たくさん勉強して、この農園を少しずつ豊かにしていくこと。
夏は、そのための大切な準備期間です。
今年も試したいことがたくさんあります。
一つずつ挑戦しながら、また来シーズンに向けて成長していきたいと思います。
今年の夏も、まだ始まったばかりです。

ワンオンワンはこんな感じ

消毒が済むまでビニールで封印