こんにちは、石橋農園代表です。
8月!!
あっという間に8月ですね、もう突入して5日も…
ついこの間イチゴ本圃ハウスの片付けが終わったと思っていたのに、すぐに次作の準備がせわしなくなり焦っております(-_-;)
毎日暑い日が続きます、ビニールハウスの中は45度を超える日も珍しくなくなりました。
普段事務仕事をする作業場でさえも40度越超え…夏場の働き方について見直しをしないといけませんね。。
こんな時期、ビニールハウスの中はこの気温を利用して土壌消毒を行っています。
今日はこちらのご紹介を。
当農園では土耕栽培と言って土でイチゴを育てています。夏の間はこの栽培の源、土の消毒を行います。
消毒と言っても化学薬品を使うようなものではありません、太陽の光やこの夏の温度、また土中の微生物など自然の力を利用した消毒を行います。
イチゴを片付け終わったハウスの中をトラクターで平らにならし、そこに堆肥や微生物を投入します!
イチゴの苗や葉っぱなどはトラクターで耕耘するときに一緒に土にすきこんでしまうのですが、こちらを分解するためにこの微生物たちが活躍します!!
そして、今度は糖蜜をチューブでシャワーしてあげます。
これは微生物たちがいろんなものを分解してくれる活動を促進するためのもの、いわば微生物のエサですね。
糖蜜を流し込み終わってもまだまだお水をかけてやり、だいたいハウス1棟につき半日くらい継続して散水してからビニールで土の表面を覆います。
こうしてやると土の中の温度が50度近くまで上がるので、それによってさらに微生物たちの活動を促し、またこの高温で病原菌などを退治してやります。
土耕ハウスが全部で5棟、1棟1棟丁寧にこの作業を行うため少し時間がかかってしまいましたが、この処理まで終わると一段落。
あとは自然の力にお任せして、我々は苗作りに集中です。
一息つきながら、来作に向けて構想を練っております。
また何か、新しい試みに挑戦できるシーズンになりますように。