こんにちは。珈琲屋日々の今井です。
今日ご紹介するのは苺をトレーやパックに詰める作業(通称:つめつめ)です。
苺を収穫したら調整作業を経てパック詰めの作業に移ります。
この作業で気をつける事は大きく分けて3つあります。
①キズなどの確認。
作業全体では3回目のチェックです。
1回目は収穫時、2回目は調整作業、そして3回目はパック詰めをしながらの確認です。
今回は紹介していませんが、4回目はフィルムやシールを貼りながらのチェックです。
見た目の美しい苺を出荷するために何度もチェックを欠かさずしていらっしゃるのですね!
②苺はとても傷みやすいですので触れる回数を極力少なくします。
③キレイに並べる。
文字にすると単純ですが、やってみるとこれが本当に難しいです。
整然と苺を配置するには様々なポイントがあり、出来上がりをイメージしながら一粒ずつ形の違う苺を置いていきます。
最近は僕も挑戦させていただいていますが、申し訳ないくらい時間がかかります。
この作業をキズがないか確認しながら、しかもなるべく触る回数を少なくする。
手早く、滞りなく進めるためには時間と経験がかなり必要だと思いました。職人技です。
スーパーに何気なく並んでいる苺にこれだけの苦労があったとは…
買い物でふと目にする度、苺とその向こうの生産者さんにお疲れ様ですと声をかけたくなります。
苺だけではないですが、当たり前だと思っていたことの見えない場所でたくさんの方々のたくさんの努力がある事。
その事に想いを寄せる、想像してみる。
日々の中にそんな瞬間があることが、本当の豊かさのひとカケラなのだと、石橋農園さんで働かせていただいてから思うようになりました。
今回はこんなところで、次回の告知です。
次回は苺の商品として顔、フィルムを貼る作業をレポートしたいと思っています。
調整作業は、わけわけ
パック詰めは、つめつめ
フィルム貼り作業は、、、
気になる答えは次回で!
最後まで読んでいただきありがとうございました。