お盆が過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きますね…
いったいいつまでこの残暑が続くのやら(-“-)
我々イチゴ農家は夏の間はイチゴの苗作りとビニールハウス内の太陽熱消毒を主に行っています。
閉め切ったビニールハウスの中、夏の時期は45度以上!
この灼熱の温度を利用して、土の中の雑菌や雑草の種をなくしたり、片付けの時に漉き込んだイチゴたちを分解、土に還す、というようなことをしています。
消毒や分解を促進するために土にはたっぷりの水が含ませてあり、それをビニールで蓋しています。
これを行った土の温度はなんと50度以上!!ハウスに入ると長靴の裏から熱を感じますね(゚д゚)
60度前後が望ましいのですが、写真を撮った時は54度くらいでした(ぼやけていますが…)。
一番暑い時間帯(12~13時ごろ)には60度くらいになってるかな。
植物の栽培だけでなく土壌の消毒にも自然の力が不可欠です。
イチゴの苗作りもかなり終盤に近付いてきました!
今シーズン準備する苗の本数は予備苗含めて9000本程度です。
ほぼほぼ数も揃い、あとはどこまで予備を増やしていくかというところ。
まもなく苗を親株から切り離し独り立ちさせていきます。
イチゴ農家の夏は次作の準備であっという間に過ぎていきます。
ついこの間ビニールハウス内の片付けが終わったかと思いきや、もう今月末には畝立てなどの定植準備が…
9月に入ればイチゴの定植作業が待っています。
長距離マラソンのような長い長いイチゴシーズン、まもなくスタートです。