こんにちは、石橋農園代表です。
今シーズンも、受粉を担当してくれるミツバチたち・・・通称「バチ子」たちがやってきました。
イチゴ農家にとって、この小さな仲間たちは欠かせない存在です。
イチゴの花は、自力での受粉が難しいため、
こうして自然の力を借りて結実を助けてもらっています。
ハウスの中では、まだ花が少ないため、
バチ子たちは巣箱のまわりをのんびりと飛び回っているようす。
「仕事はまだかな?」といった風にも見えます。
でも、もう少し経って花が満開になれば、
忙しそうに花から花へと飛び回る姿が見られるようになります。
あの光景は、何度見ても飽きません。
巣箱を入れたばかりの今は、どうやら“偵察期間”のようです。
新しい居場所に慣れるまで、少し時間がかかるんですね。
彼女たちが安心して過ごせるよう、ハウス内の環境もしっかり見守っていきます。


最近のバチ子たちは、やたらと僕のポケットの中にまで入ってきます。
スマホを取り出したら、ケースのすき間からのそのそと出てきてびっくりしたことも。
潰れなくて本当によかった…。
そんな出来事があるたびに、
「いっしょに働いてるんだなぁ」と、少しだけ親しみがわきます。
今年も、イチゴシーズンが近づいてきました。
小さな仲間たちの力を借りながら、
一つひとつの花を実りへとつないでいく季節です。
バチ子たち、どうぞよろしくね。
そして皆さんも、これからの石橋農園をどうぞお楽しみに…
