石橋農園の冬支度、先日無事に完了しました!
農園独立当初は3棟だけだった収穫用ハウスですが、今や7棟、冬支度も結構重労働になってきました('ω')
冬のイチゴ栽培には収穫をし続けるために必要なことがいくつかあります。
イチゴって、冬が来ると休眠状態に入ってしまい活動を止めてしまうんです(-_-;)
そうならないために我々山陰のイチゴ農家は冬支度をしてイチゴに「まだ冬じゃないよー」と勘違いをさせる必要があるんです!
今回はそのうちの2つをご紹介します。
一つは電照
周りに街灯の無い石橋農園、夜になると完全に真っ暗になるのですがこの電照が始まると明るいハウスが暗闇の中に浮かび上がってなかなか味のある雰囲気になりますね。
冬になると日没が早くなり日が短くなります、その短くなった日の光を補ってあげるための電照設備になります。
夜に電球を灯すといくつか明かりがつかない電球が…
LED電球を使っていますがハウスの中という過酷な環境だと寿命が短くなってしまうかもしれませんね…(-_-;)
早く追加発注しなくては!
もう一つの冬支度はハウスの二重被覆「内張り」です。
当農園ではハウス内の加温は行っていません、その代わり日中の温かい温度を逃がさないように捕まえておく保温の仕組みを作っています。
それが内張りです、ビニールハウスの中にもう一つ開閉可能なビニールハウスを作ってあげるような感覚ですね。
ただの保温なのに、夜にハウスに入ってみてもほんのり暖かいです、保温も侮れません(*´ω`*)
こんな感じで、冬に向けての大仕事が無事に完了した石橋農園です。
これらを活用することでイチゴが休眠状態に入るのを防いで、約半年間収穫をし続けることができるんです、この方法を発見した人は偉大ですね。
生育の早い品種では少しずつ赤く色づいてきたイチゴも発見できるようになってきました!
本格出荷は来週くらいからかなぁ…おおむね例年通りです!
まもなくシーズンインです、お楽しみに!